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溶接電源

溶接機の許容使用率

実際の溶接電流が定格出力電流と異なる場合、以下の式で計算することが一般的です。許容使用率の計算式許容使用率 = (定格出力電流/溶接電流)^2 × 定格使用率(%)具体的な意味定格出力電流:溶接機が定格として示している最大電流(例えば150...
溶接電源

溶接機の使用率(Duty Cycle)

1. 使用率(Duty Cycle)とは何か使用率(デューティサイクル)とは、一定の時間内で溶接機が安全かつ正常に連続して溶接作業を行える時間の割合を示したものです。簡単に言うと、「溶接機が100%の能力で使える時間の割合」のことです。溶接...
評価試験

無負荷電圧(No-Load Voltage, NLV)

1. 無負荷電圧とは無負荷電圧とは、溶接機の出力端子に負荷(アークや母材)が接続されていない状態、すなわち溶接回路が開いている状態で溶接機の端子間に発生する電圧のことです。溶接機が起動しているが、まだアークが発生していない、あるいはアークが...
溶接法

マグ溶接機の保守

マグ溶接機の保守溶接電源の内部は外気で強制空冷しているためほこりが溜まりやすく、こまめに清掃する必要がある内部の清掃には、圧縮空気を吹き付け、ほこりなどを除去する溶接変圧器やリアクタの隙間および整流素子や電流制御素子は特に清掃する送給ローラ...
溶接法

溶着法

溶接線長手中央部から両端に向かい、振り分けて溶接する溶着法を対称法という継手溶接方向と溶着方向が同じで、回転変形がもっとも発生し易い溶着法は前進法である拘束の大きい厚鋼板のはめ込み多層溶接に適した溶着法は対称ブロック法である詳細説明1. 前...
溶接法

予熱

概要板厚が大きい程、予熱温度は高く設定する必要があるシャルピー衝撃エネルギーが大きい鋼材、予熱温度は高く設定する必要がある50mm厚の1Cr-0.5Mo鋼の場合、適切な予熱温度は150℃である780N/㎟級調質高張力鋼(板厚40mm)、突合...
溶接法

裏はつり

裏はつり作業の要点【作業の概要】⇒表側初層溶接部に発生した欠陥をすべて除去する⇒はつりで形成される開先の形状を、裏溶接において欠陥が発生しないようなものとする。例えば、開先底部がU形で裏表面に広がった形状⇒裏はつり部に欠陥が残っていないこと...
応力

T継手の荷重計算

考察例軟鋼を用いた図のようなT継手がある。図(a)は完全溶け込み溶接で、図(b)はすみ肉溶接で作成している。それぞれのT継手にせん断荷重が作用するとき、許容される荷重Pを求めよ次に、図(a)と図(b)の許容荷重を等しくする脚長Sを求めよ。た...
溶接法

T継手とは

T継手とは、二つの鋼材(主に板や形鋼など)を、垂直に交差するようにT字型に接合する溶接継手の形式です。一方の部材の側面に対して、もう一方の部材を直角に当てて、T字型になるように接合するため、「T継手」と呼ばれます。図示すると以下のような形で...
鋼材の種類

冷間圧延

冷間圧延とは?冷間圧延(Cold Rolling)とは、鋼材を常温(室温)またはそれに近い温度で圧延加工する方法で、主に高精度な薄鋼板や高品質の仕上げが求められる製品に使用されます。これは、熱間圧延された鋼板を母材として、常温でさらに圧延す...
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